とにかくチャットが楽しかった
特にハマったソフトがありました。
それが「Windows Messenger」です。
たしかHotmailのアカウントで使えていたと思います。記憶が少し曖昧なところもありますが、当時の私にとってはかなり新鮮なものでした。
今なら、LINEやSNSで誰かとやり取りすることは当たり前です。スマホを開けば、すぐにメッセージを送れます。
当時は違いました。
家のパソコンを立ち上げて、インターネットにつないで、Windows Messengerを開く。その流れだけで、少し特別な時間が始まる感じがありました。
- ソフト
- Windows Messenger
- 使っていたもの
- Hotmailのアカウント
- 楽しかったこと
- リアルタイムで文字のやり取りができること
- 身についたこと
- キーボード入力の速さとブラインドタッチ
Windows Messengerとの出会い
Windows Messengerにハマった理由は、リアルタイムでとやり取りできることでした。
メールとは少し違います。
送ったら、すぐに返事が来る。相手がオンラインかどうかも分かる。画面の向こうに本当に人がいる感じがしました。
その感覚が、とても面白かったです。
オンラインになった瞬間が相手にもわかるのです。
今では珍しくないことかもしれません。スマホもSNSもなかった当時の私には、かなり大きな体験でした。
パソコンを通して誰かと話している。
ただそれだけのことが、すごく楽しく感じました。
文字で会話する楽しさ
Windows Messengerでは、文字を打って会話をします。
電話のように声を出す必要はありません。相手に伝えたいことを、キーボードで入力して送ります。
最初は、ただ会話できることが楽しかったです。
くだらない話をしたり、学校の話をしたり、パソコンの話をしたり。内容そのものよりも、画面の中で会話が続いていくことにハマっていました。
また、中学校の友達とも、お互いの近状を報告し合えることができました。
パソコンに詳しい友達とも、やりとりをしていたのを覚えています。
文字でやり取りをしていると、自分の言葉を少し考えてから送れます。
話すのとは違うテンポがあります。
その距離感も、私には合っていたのかもしれません。
画面の向こうにいる相手と、文字だけで会話が続いていく感じが好きでした。今思うと、かなり夢中になっていました。
入力が遅いもどかしさ
Windows Messengerにハマると、自然とキーボードを打つ時間が増えました。
最初は入力が遅く、思ったことをすぐに送れませんでした。
頭の中では文章ができているのに、指が追いつかない。
相手から返事が来ているのに、自分の返事を打つのに時間がかかる。
そのもどかしさがありました。
会話のテンポについていくには、もっと早く入力できるようになりたいと思いました。
誰かに言われたわけではありません。
自分が不便だと感じたから、覚えようと思いました。
ブラインドタッチの練習
キーボード入力を早くするために、ブラインドタッチを覚えました。
最初から打てたわけではありません。
キーの位置を確認しながら打っていました。何度も間違えました。打ち直しも多かったです。
目でキーボードを追っていると、どうしても時間がかかります。
少しずつ、画面を見たまま打てるようになりたいと思うようになりました。
- キーボードを見ないで打つ
- 間違えても打ち続ける
- よく使う文字から慣れる
- 会話の中で入力速度を上げる
練習というより、Windows Messengerで会話しているうちに自然と鍛えられていった感覚です。
続けているうちに、少しずつ早くなる。
バスケットのときと似ている部分がありました。
夢中になったから身についたこと
ブラインドタッチを覚えたことで、パソコンを触る感覚が変わりました。
文字を打つことへの抵抗が少なくなりました。
調べものをするときも、メッセージを送るときも、キーボード入力が苦ではなくなっていきました。
当時は、将来のために必要だと思っていたわけではありません。
Windows Messengerを楽しみたい。
もっと早く返事を送りたい。
会話のテンポについていきたい。
きっかけは、それくらい単純なものでした。
その単純な理由で身についたことが、今も残っています。
Adobe系の作業でも、プログラミング関連の作業でも、キーボード入力は欠かせません。
文字を打つことに抵抗がなかったことは、後から考えると大きかったと思います。
ブラインドタッチ習得は効果抜群
Windows Messengerは、私にとってただのチャットソフトではありませんでした。
インターネットの楽しさを感じた場所であり、キーボード入力に慣れるきっかけでもありました。
パソコンは、調べものをするためのものだけではありません。
人とつながることもできる。
文字で会話することもできる。
自分の手で操作するほど、できることが増えていく。
その感覚を覚えた時期だったと思います。
バスケットに夢中だった頃とは、違う楽しさでした。
体を動かす楽しさから、キーボードを打つ楽しさへ。
興味の向きが、少しずつ変わっていきました。