高校生活の始まり
受験勉強はかなりいやいやでした。机に向かうことが得意ではなかったので、部活をしていた頃のような熱量はありませんでした。
やらなければいけないことは分かっていました。
バスケットに打ち込んでいた頃のように、「もっとやりたい」と思えるものではありませんでした。
それでも、何もしないわけにはいきません。自分なりに受験勉強はしていました。
パソコンに詳しい友達と同じ高校に行きたかった
当時の私には、同じ高校に行きたいと思っていた友達がいました。
パソコンに詳しくて、私が分からないことを聞くと、色々と教えてくれた友達です。
その友達とは、パソコンやインターネットの話ができました。私にとっては、学校の中でかなり貴重な存在でした。
できることなら、その友達と同じ高校へ行きたかったです。
同じ高校に行けたら、高校生になってからもパソコンの話ができる。分からないことを聞ける。新しいことも教えてもらえる。
そんな期待がありました。現実は甘くありませんでした。
私の学力では、その高校を目指すのは難しかったです。勉強を積み重ねてこなかったこと自分の責任です。
行きたい高校があっても、学力が足りなければ選べない。ここで初めて、勉強してこなかったことをかなり後悔しました。
「もっと勉強しておけばよかった」と思いました。
中学生の頃の私は、運動することが好きで、バスケットに夢中でした。その時間は大切なものでした。
一方で、勉強から目をそらしていたことも事実です。
行きたい高校を選べなかったことは、かなり残念でした。
何とか高校に合格
友達と同じ高校へは行けませんでしたが、別の高校を受験しました。
受験勉強は好きではありませんでした。集中力も長く続くほうではありませんでした。
それでも、高校に進学するために必要なことは何とかこなしました。
無事に合格できたときは、安心しました。
大きな達成感というより、「とりあえず高校生になれる」という気持ちのほうが強かったと思います。
- 勉強への苦手意識
- 机に向かうことが得意ではなく、受験勉強は嫌々でした。
- 進路の現実
- 行きたい高校があっても、学力が足りなければ選べない。
- 後悔
- もっと早く勉強しておけば...。
- 安心感
- 何とか高校に合格できてほっとしました。
高校でもバスケットをやるつもり...
高校に入ったら、またバスケットをやろうと思っていました。
中学校では一生懸命やっていましたし、体を動かすことも好きでした。
部活を見学するまでは、自然とバスケット部に入るつもりでいました。
実際に見学へ行きました。
そこで感じたのは、中学校の頃との違いでした。
中学校のバスケット部は、強豪で練習もきつく、緊張感がありました。みんなが真剣に取り組んでいて、体育館の空気も張りつめていました。
高校のバスケット部を見たとき、私が求めていた雰囲気とは違うと感じました。
緊張感があまりなく、真剣に取り組んでいるようには見えませんでした。
見学しただけで全てが分かるわけではありません。私が中学校の頃の部活と比べすぎていた部分もあったと思います。
あの中で自分がもう一度バスケットに打ち込む姿は想像できませんでした。
入らない選択
高校でもバスケットを続けるつもりだったので、入部しないと決めたときは少し寂しさがありました。
中学校の頃のように、真剣に走って、必死に練習して、少しずつ自分が変わっていく。
そういう時間をもう一度持てると思っていました。
見学をして、その気持ちは変わりました。
自分が求めていたものと違う場所で続けても、きっと中途半端になると思いました。
好きだったバスケットを、中途半端な気持ちでやりたくなかったのかもしれません。
結果として、私は高校でバスケット部に入りませんでした。
勉強への後悔
通学に時間がかかりました。
中学校の頃とは生活のリズムが変わりました。
学校へ行く時間、帰ってくる時間、家で使える時間。すべてが少しずつ変わりました。
その頃の私は、勉強してこなかったことへの後悔も持っていました。
行きたかった高校を学力の面で断念したことが、頭の中に残っていました。
「このまま同じように過ごしていていいのかな」という気持ちがありました。
バスケット部に入らなかった理由は、部活の雰囲気だけではありません。
帰宅部になった高校生活
高校では帰宅部になりました。
中学校の頃の私を知っている人から見ると、少し意外だったかもしれません。
あれだけバスケットをやっていたのに、高校では部活に入らない。
自分でも少し不思議な感じがありました。
帰宅部になると、放課後の時間の使い方が変わります。
体育館へ向かう生活ではなく、家に帰る生活になりました。
部活のような分かりやすい目標はありません。
誰かに練習メニューを出されることもありません。
中学校の頃の私は、部活に生活を引っ張ってもらっていたのだと思います。
高校では、自分で何をするかを考える時間が増えました。
必要な変化だった
高校でバスケットを続けなかったことに、後悔が全くないわけではありません。
続けていたら、また違う高校生活になっていたと思います。
部活の仲間もできたかもしれません。試合に出る楽しさもあったかもしれません。
あの時の私には帰宅部という選択が合っていたのだと思います。
中学校ではバスケットに打ち込みました。
バスケットを続けなかったことで、空いた時間ができました。
その時間が、後にコンピューターの世界へ向かう流れにつながっていきます。