今回は、プログラミングの超基礎シリーズ第2弾です。前回はJavaScriptを使って「変数」について説明しました。今回はPythonを使って「型」について説明します。

前回は、変数について説明しました。

変数は、値を入れておくための箱のようなものです。

今回は、その箱の中に入れる値の種類について見ていきます。

プログラミングでは、値の種類のことを「型」と呼びます。

型を理解しておくと、参考書に出てくるコードも読みやすくなります。

エラーが出たときにも、「値の種類が違うのかもしれない」と考えられるようになります。

今回はPythonを例に進めます。

型とは、値の種類のことです。

例えば、次のコードを見てください。

name = "sample"
age = 20
price = 1200.5
is_active = True

このコードでは、4つの変数に値を入れています。

見た目は同じように、変数へ値を入れているだけに見えるかもしれません。

中に入っている値の種類は違います。

  • "sample"は文字列
  • 20は整数
  • 1200.5は小数
  • Trueは真偽値

このように、値には種類があります。

その種類を表すものが型です。

型を確認する

Pythonでは、typeを使うと値の型を確認できます。

次のコードを見てください。

name = "sample"
age = 20

print(type(name))
print(type(age))

実行すると、nameとageの型を確認できます。

<class 'str'>
<class 'int'>

strは文字列を表します。

intは整数を表します。

最初は英語の表記が分かりにくいかもしれません。

よく出てくる型だけ、少しずつ覚えれば大丈夫です。

よく出てくる型
str
文字列
int
整数
float
小数
bool
真偽値

文字列

文字列は、文字を扱うための型です。

Pythonでは、文字をクォーテーションで囲みます。

name = "sample"
message = "hello"

"sample"や"hello"は文字列です。

文字列の型はstrです。

print(type(name))

typeで確認すると、strと表示されます。

文字列は、名前、メッセージ、タイトル、説明文などを扱うときによく使います。

整数

整数は、小数点のない数値です。

Pythonでは、整数をそのまま書きます。

age = 20
count = 5

20や5は整数です。

整数の型はintです。

print(type(age))

typeで確認すると、intと表示されます。

整数は、年齢、個数、回数などを扱うときによく使います。

小数

小数は、小数点を含む数値です。

Pythonでは、次のように書きます。

price = 1200.5
rate = 0.1

1200.5や0.1は小数です。

小数の型はfloatです。

print(type(price))

typeで確認すると、floatと表示されます。

小数は、割合、料金、計算結果などで出てくることがあります。

真偽値

真偽値は、正しいか、正しくないかを表す型です。

Pythonでは、TrueとFalseを使います。

is_active = True
is_error = False

Trueは真を表します。

Falseは偽を表します。

真偽値の型はboolです。

print(type(is_active))

typeで確認すると、boolと表示されます。

真偽値は、条件分岐でよく使います。

例えば、「ログインしているか」「処理が成功したか」「表示するかどうか」のような判断に使われます。

文字列と数値の違い

型を学ぶときに、最初につまずきやすいのが文字列と数値の違いです。

次のコードを見てください。

text_number = "123"
real_number = 123

"123"は文字列です。

123は整数です。

見た目は似ています。

クォーテーションで囲まれているかどうかで、Pythonから見た扱いが変わります。

文字列はstrです。

整数はintです。

print(type(text_number))
print(type(real_number))

この違いを意識しておくと、計算や表示で迷いにくくなります。

型が違うとエラーになることがある

型が違うと、思った通りに動かないことがあります。

例えば、次のコードを見てください。

age = 20
message = "年齢は" + age

このコードはエラーになります。

"年齢は"は文字列です。

ageは整数です。

文字列と整数を、そのまま+でつなげようとしているからです。

この場合は、整数を文字列に変換します。

age = 20
message = "年齢は" + str(age)

str(age)と書くことで、ageを文字列として扱えます。

型を意識できるようになると、こうしたエラーの原因も探しやすくなります。

型を意識する理由

型を意識する理由は、値の扱い方が変わるからです。

文字列として扱うのか。

数値として扱うのか。

真偽値として扱うのか。

この違いによって、できる処理が変わります。

参考書を読んでいると、最初のうちはコードを写すだけになりがちです。

そのときに、変数の中身がどんな型なのかを見るだけでも理解しやすくなります。

最初に覚えること

型について、最初に覚えることは多くありません。

  • 型は値の種類を表すもの
  • 文字列はstr
  • 整数はint
  • 小数はfloat
  • 真偽値はbool
  • Pythonではtypeで型を確認できる
  • 型が違うとエラーになることがある

ここが分かると、Pythonのコードが少し読みやすくなります。

プログラミングでは、変数と型が何度も出てきます。

最初は難しく感じるかもしれません。

コードを見ながら、少しずつ慣れていけば大丈夫です。

  型は、値の種類を表すものです。Pythonでは、文字列はstr、整数はint、小数はfloat、真偽値はboolとして扱われます。型を意識できるようになると、コードの読み方やエラーの原因が分かりやすくなります。