私は今までに、いろいろなプログラミング言語の参考書を購入してきました。
JavaScript、Python、PHPなど、言語ごとに書き方は違います。
それでも、最初に覚える考え方には共通しているものがあります。
そのひとつが「変数」です。
変数を理解しておくと、別のプログラミング言語を勉強するときも楽になります。
参考書では、変数を「値を入れる箱」と説明していることが多いです。
今回は、その説明に合わせて進めます。
参考書と同じ表現で覚えておくと、あとから本を読んだときにも理解しやすくなると思います。
今回はJavaScriptを例に解説します。
変数
変数とは、値を入れておくための箱のようなものです。
箱には名前をつけます。
その名前を使うことで、あとから中に入れた値を呼び出せます。
まずは、次のコードを見てください。
const ABC = "aiueo";
今は最初のconstは無視してください。
このコードでは、ABCという名前の変数に、"aiueo"という値を入れています。
ABCが箱の名前です。
"aiueo"が箱の中身です。
このように考えると、変数のイメージがつかみやすくなります。
コードの読み方
先ほどのコードを、もう一度見てみます。
const ABC = "aiueo";
左側にあるABCが変数名です。
右側にある"aiueo"が値です。
=は、右側の値を左側の変数に入れるようなイメージで考えると分かりやすいです。
数学の「等しい」とは違います。
最初は、右側の値を左側の箱に入れていると考えてください。
- const
- 変数を作るための書き方
- ABC
- 変数につけた名前
- =
- 右側の値を左側に入れるイメージ
- "aiueo"
- 変数の中に入れた値
変数名
変数名は、箱につける名前です。
名前をつけることで、あとからその値を使いやすくなります。
次のコードでは、nameとmessageが変数名です。
const name = "sample";
const message = "hello";
nameには"sample"が入っています。
messageには"hello"が入っています。
変数名は、あとから見たときに意味が分かる名前にすることが大切です。
名前を入れるならname。
メッセージを入れるならmessage。
このようにしておくと、コードを読んだときに内容を想像しやすくなります。
分かりやすい名前
変数名は、適当に決めてもコードは動く場合があります。
ただ、あとから読むと分かりにくくなります。
例えば、次のような変数名でも書けます。
const a = "sample";
const b = "hello";
これでも、変数に値は入っています。
ただ、aやbだけでは、中身が何なのか分かりにくいです。
最初は動くことだけに目が向きがちです。
慣れてきたら、あとから見ても分かる変数名を付けることを意識しましょう。
変数を使う理由
変数を使う理由は、値を分かりやすく管理するためです。
同じ値を何度も直接書くと、後から修正するときに大変です。
変数に入れておけば、値の意味も分かりやすくなります。
次のコードを見てください。
const siteName = "Sample Blog";
const greeting = "Welcome";
siteNameには、サイト名が入っています。
greetingには、あいさつ文が入っています。
変数名を見るだけで、何のための値なのか想像しやすくなります。
コードは、自分だけが読むものではありません。
時間が経ったあとに、自分で読み返すこともあります。
分かりやすい変数名を付けることは、未来の自分を助けることにもなります。
const
今回のコードでは、constという書き方を使っています。
const ABC = "aiueo";
constは、JavaScriptで変数を作るときに使う書き方のひとつです。
一度入れた値を、あとから入れ替えないときに使います。
最初は、「constを使うと変数を作れる」と覚えておけば大丈夫です。
JavaScriptには、letという書き方もあります。
letは、あとから値を入れ替えたいときに使います。
let message = "hello";
message = "good morning";
このコードでは、messageの中身をあとから変更しています。
値を変えないならconst。
値を変えるならlet。
最初は、この考え方で十分です。
今回はJavaScriptを例にしていますが、他のプログラミング言語での変数の扱いも少し見ておきます。
PHPの場合
PHPでは、変数名の前に$を付けます。
$name = "sample";
$message = "hello";
$nameという変数に、"sample"という値が入っています。
$messageという変数に、"hello"という値が入っています。
JavaScriptとは書き方が違います。
値を入れる箱に名前を付けるという考え方は同じです。
Pythonの場合
Pythonでは、constやletのような言葉は使いません。
変数名を書いて、=で値を入れます。
name = "sample"
message = "hello"
nameという変数に、"sample"という値が入っています。
messageという変数に、"hello"という値が入っています。
Pythonでは、変数名を小文字で書くことが多いです。
定数として扱いたい値は、大文字で書く慣習があります。
SITE_NAME = "Sample Blog"
ただし、大文字で書いても値を変更できなくなるわけではありません。
「この値は変更しないものとして扱う」という目印に近いです。
プログラミング言語ごとにルールを覚える必要があるのは厄介なところです。
変数は、多くのプログラミング言語で使われています。
変数を読む練習
変数は、自分で書くだけではなく、読めるようになることも大切です。
次のコードを見てください。
const userName = "sample";
const userMessage = "hello";
userNameという変数に、"sample"という値が入っています。
userMessageという変数に、"hello"という値が入っています。
左側が変数名です。
右側が値です。
この形に慣れると、参考書に出てくるコードも読みやすくなります。
最初に覚えること
変数について、最初に覚えることは多くありません。
- 変数は値を入れる箱のようなもの
- 変数名は箱の名前
- 値は箱の中身
- =は右側の値を左側に入れるイメージ
- JavaScriptではconstやletを使う
- PHPでは変数名の前に$を付ける
- Pythonではconstやletを使わない
ここが分かると、変数の説明はかなり読みやすくなります。
プログラミングでは、変数が何度も出てきます。
最初は難しく感じるかもしれません。
コードを見ながら、少しずつ慣れていけば大丈夫です。